2015年6月30日火曜日

女川町協働教育プラットフォーム事業『潮活動1回目』《平成27年6月24日(水)実施》

今年度第1回目の「潮活動」がスタートしました。今年度は5回の実施となり、潮活動講師と中学校講座担当教員が事前打合せをしっかり行ったうえでの実施となりました。『女川の子どもは、学校の先生が、地域が育てる』という合言葉のもと、文化祭での発表も想定しながら取り組んでいきます。
女川の食材も取り入れて調理する『美味しんぼ倶楽部』では、今回は「災害時を想定した炊飯」というテーマにより、鍋を使ってご飯を炊きました。担当してくださる『女川町食生活改善推進員』の方の説明に静かに耳を傾ける中学生の姿が見られるなど、話の聴き方が大変立派で驚かされました。
『書道教室』では、「かな文字」と「漢字」の作品作りに取り組みました。どの生徒も最後まで集中しながら筆を運んでいました。先生の指導にも真剣に向き合う眼差しが大変印象的でした。

こちらは『デジカメ教室』の様子です。生徒が撮影を楽しみながら学んでいることが分かります。写真家の先生が、撮影するものや場面によるカメラの設定方法を細やかに指導してくださいます。第2回目は7月3日(金)に行います。また御覧ください!

2015年6月20日土曜日

女川町協働教育プラットフォーム事業『幼児期家庭教育学級』《平成27年6月15日(月)・19日(金)実施》

今年度の幼児期家庭教育学級は、『子どもと一緒に親ができる食育のすすめ』という演題で、みやぎ食育アドバイザーの飯渕由美先生を講師としてお迎えし、2回に分けて第1保育所と第4保育所園児保護者を対象として実施しました。

第1保育所と第4保育所、それぞれ合わせて114名の保護者が参加しました。先生の豊富な体験に基づいた題材と内容、聴く人を引き付ける話し方によって、とてもわかりやすく、大変参考になりました。保護者からも大変よかったという感想が数多く寄せられました。

2015年6月19日金曜日

女川町協働教育プラットフォーム事業『学校講師派遣事業』女川小国際交流活動《平成27年6月18日(木)実施》

日本と外国の文化の違いを知り、互いを認め合うことをねらいとして、女川小学校で「国際交流活動」が実施されました。今年度も女川に馴染みのある外国の方や、女川に拠点を置く団体の協力によって実現することができました。

今回は、小学1年生から6年生を縦割りのグループにして、文化の違いや学校生活の違いを質問しながら学ぶことができました。通訳をされた方の流ちょうな英語に驚く子どもたちも見られました。

中には、民族衣装や置物などの実物を持ってきてくださる方もいて、子どもたちの興味を大いに高めてくださいました。どのグループも充実した活動をしていました。ゲストのみな様ありがとうございました。

2015年6月17日水曜日

女川町協働教育プラットフォーム事業『第1回親子アドベンチャークラブ』《平成27年6月14日(日)実施》

保育所年長園児から小学生の親子を対象に「第1回親子アドベンチャークラブ」を奥清水自然の森で行いました。親子アドベンチャークラブは全3回のシリーズを実施します。今回は「火起こしとピザづくり」を行いました。


今年度も『松島自然の家』の社会教育主事の先生と東北福祉大学のボランティアさんに「火起こしと発酵なしピザづくりをご指導していただきました。

 にわか雨も見られた不安定な天候となりましたが、子どもたちはテントの下で楽しみながらピザづくりに励みました。
子どもたちだけでなく、お家の方同士もおしゃべりをしながら参加されるなど、和やかな雰囲気の中で実施できました。


 いよいよ焼きに入ります。炭火で熱したキャンプ用鉄鍋の中でピザを焼きました。次から次に焼き上がるピザを待つ子どもたちの列ができました。

 待ちに待った試食です!チーズの焦げる香りが辺りに漂う中、どの班からもおいしそうな笑顔がたくさん見られました。

今回は、子どもたち27名、保護者18名、合計45名(17家族)が参加しました。「第2回親子アドベンチャークラブ」は、ここ奥清水自然の森にて7月19日(日)に行います。沢の生き物調べと沢遊び、燻製づくり講座(大人向け)を行う予定です。また来月お会いしましょう!

2015年6月15日月曜日

女川町協働教育プラットフォーム事業『第1回おかあさん学級』《平成27年6月12日(金)実施》

 子育て中のお母さん方を対象に、子育て支援センターにて「第1回おかあさん学級」を行いました。この事業は全3回のシリーズで行います。今回は、「茶を知り、お茶を味わい。心を楽しむ」をテーマに、9名の参加者が“お茶”の時間を楽しみました。

 武者小路千家 教授 菊沢守尚先生からご指導をいただきました。会議室に設けられた畳敷きの会場では、小気味よい緊張感を感じながら、お茶の作法に没頭する時間をもてました。

正坐の仕方から始まり、礼法、菓子やお茶の出し方と、本格的に学ぶことができました。どのおかあさんたちも大変上手にこなしていました。

 最後に、お茶を入れる体験もしました。先生の教え方は大変丁寧で、出来上がったお茶も大変おいしかったです!「第2回おかあさん学級」は、9月に親子で楽しくリトミックに取り組む予定です。ぜひ参加してください!

2015年6月14日日曜日

平成27年度女川町子ども司書養成講座第2回「手作り絵本教室」《6月13日(土)実施》

講師は今野薫先生。いつもの軽妙なトークで子どもたちの心を惹きつけ、難しい作業にも楽しく取り組む雰囲気を作って進めていただきました。

今回は2名の受講生がそろい、それぞれどんな絵本にするかを考え、絵や文章を作る作業をしました。どんな傑作が生まれるか楽しみです。

2015年6月10日水曜日

女川町協働教育プラットフォーム事業『協働教育コーディネーター研修会(潮活動事前打合せ会)』《平成27年6月8日(月)実施》

 今年度の学社融合事業である「潮活動」を実施するにあたり、地域の潮活動講師と中学校の各講座担当教諭が一堂に会して研修と打合せに取り組みました。
この中では、この事業のねらいやあゆみについて学ぶことと、潮活動講師と中学校教諭が共通理解を図るための話合いを行いました。
「潮活動」は、地域の生涯学習指導者を講師としてお招きし、知識や技を女川中学校の全中学生に学ばせる場となっています。これは、平成8年度から始まり、連綿と継続している取り組みです。今年度は全5回実施し、中学校文化祭で発表する予定としています。
 特に強調したのは、次の4点です。①各講座の「ねらい」をはっきりさせ、逆算をしながら各回の活動内容を決めること、②潮活動は「学習」であることを生徒に理解させる、③実施日に向け、講師の先生と講座担当の中学校の先生方の事前準備として連絡を密にすること、④学習の成果を発信する表現方法について検討しながら進めること。この4点を基に各講座の担当者が熱心に話し合いました。
今回の研修会や打合せ会を実施したことにより、女川中学校全生徒の学びがより一層深まると確信することができました。『女川の子どもは、女川の先生が、地域が育てる』という一つの形としての「潮活動」。今後の活動を随時更新していきます。楽しみにお待ちください。