2014年5月28日水曜日

「女川町うちどく推進事業」6か月児検診での講話 《5月8日(木)実施》

7組の参加者に女川町の「うちどく」の取組みと絵本のよみきかせの大切さをお話ししました。

この時期のあかちゃんのよみきかせに適した絵本を紹介しました。




平成26年度女川町うちどく推進事業
「赤ちゃんと絵本」Q&A
              女川町教育委員会生涯学習課

1 「うちどく」ってなあに?
 ○家読と書いて「うちどく」と読みます。家庭での読書のことで、家族で一緒に読書をする時間をもつことです。
女川町では毎月第3日曜日を「家庭の日・家読の日」と定めています。読んだ本を基に自然に会話が生まれ、家族や親子のコミュニケーションが深まり、
絆が強まります。「うちどく」の目的は家庭教育です。
 
2 なぜ絵本なの?
 ○家庭での読書の始まりは、お母さんやお父さんが赤ちゃんに行う絵本のよみきかせですね。本との初めての出会いが絵本ですから、それがブックスタートになります。お母さんやお父さんが読んであげたいと思ったときから始めてください。
 
3 どうやって読んだらいいの?
 ○上手にできるかどうかと心配せずに、心を込めて読んであげてください。横になりながらでも、ひざ抱っこしながらでもいいです。赤ちゃんが心地よい姿勢で、言葉がけや会話をしながら一緒に楽しむことが大切です。

4 よみきかせにはどんな効果があるの?
 ○言葉が豊かになります。発語を促し、学習能力を高めることが実証さ
 れています。
また絵本は「絵を読む」とも言われています。描かれた絵の細部まで見ていくと、実にさまざまなことが読み取れ、連想されます。このことが刺激となり、脳の発達をさらに助けることになります。もちろん、少しずつ文字を覚えることにもつながります。
 
5 どんな絵本がいいの?

 ○赤ちゃんと一緒に遊べる本がお薦めです。「いないいないばあ」(松谷みよ子)「いないいないばあ」(木村祐一)や「こちょこちょ」(内田麟太郎)などは赤ちゃんが大喜びします。最近では「だるまさん」シリーズ(かがくいひろし)が人気です。子守唄や童謡の絵本で歌ってあげてもいいですね。ほかにも、「くだもの」「でんしゃ」などの絵を楽しむものや同じ言葉の繰り返しの絵本なども好まれます。もし、絵本選びに困ったら、「女川つながる図書館」女川町勤労青少年センター2階(☎54-3181)の「絵本の部屋」へ来てみてください。赤ちゃんの好きな本がきっと見つかりますよ。